目次
- 台湾の滞在ホテル近くの救急病院を調べる
- 台湾で病院に行くときに持っていくもの
- 中国語は分からなくても大丈夫
- 台湾の病院のインターネット事情
- 台湾の救急で診てもらった感想
- 台湾の病院は現金を持ってなくてもクレジットカードで大丈夫
- 医療費が安い台湾の医療
- 国内の健康保険で診療費が半分戻ってくる
- 結論

一般的に海外に行くときには海外旅行保険に入ると思うけど、我が家の場合、今回の台湾旅行は久々の海外旅行だったのと12月の年末の忙しさ&ワンオペで、海外旅行保険の存在すら忘れていました。
台湾についてすぐに、なぜか自分が保険に入るのを忘れていたことに気が付きました。何もないことを願いつつ、こういう時に限って何かあるんだろうなと嫌な予感がした。
次女にとってははじめての海外だし、あまり子供たちに負担にならないようにと考えて飛行機はなるべく余裕のあるスケジュールにした。 が、実際に台湾についてみると全く私の想像していたスケジュールとは違うスケジュールになっていたw というのも、台湾人の友達が何人もいて、仕事が終わった後に夕食の約束を毎日していたし、8年ぶりの再会だったので盛り上がってしまい、 初日から深夜まで出歩いていたことが次女にとっては大きな負担になっていたようだ。
台湾に着いた翌日も朝9時にホテルを出て、そこから夜11時までずっと外にいた。私たち大人でさえ疲れていたのに、子供は体力の限界だったようだ 。そして、台湾の食事もあまり口に合わなかったようで、食事がをあまりしていなかったのも体調崩した原因の1つだと思う。もしくは屋台で買ったフルーツジュース。屋台では生のものは買わない方が良いという教訓になった。
夜中に突然嘔吐。そこから朝5時まで15分おき位にずっと嘔吐していた。私は途中で次女が脱水症状を起こすんじゃないかと怖くなって夫を叩き起こした。保険には入っていないこと。カードは旅行代金を支払った人しか保険が効かないこと。夫の会社の健康保険も調べた。どれも使えなかったが、この際もう保険などなくてもいいから次女を助けて欲しかった。
まずどこに電話をしたらいいかわからなかったため、調べてみたら英語で問い合わせできるところがあった。ホテルの近くにある病院を紹介してもらい、幸いにもホテルから徒歩2分位のところにERがあったのでそちらに駆け込んだ。行ってみると、そちらの病院は小児科をやってないと言う事だったので、近くにある病院を紹介され、そちらに行くことになった。車で5分位のところに病院があった。
台湾の滞在ホテル近くの救急病院を調べる
運悪く娘が具合が悪くなったのは真夜中だった。友達に連絡しようとしてもみんな寝て居る時間だったこともあり、中国語が話せない私たちはなんとか英語が通じるところに連絡して、近くの救急病院を紹介してもらった。夫が調べたからどこに電話をしたか分からなかったけど、冷静になってから考えたら、google マップで「台北 救急病院」で近くの救急病院の一覧が出てくるので、そこに行ったら良いだけでした。が、ほとんどパニックだったので気づきませんでした。あと子供の場合は小児科もやってるところではないと診てもらえないので注意が必要!最初に行った病院は小児科はやっていないと言われ、近くの小児科もやっているERを紹介してもらった。

台湾で病院に行くときに持っていくもの
- パスポート
- スマホ(ネットが繋がる状態のもの)
- 財布
中国語は分からなくても大丈夫
私たち夫婦は中国語はゼロです。英語は夫はネイティブ並みに話せますが、私は日常会話程度。救急病院では先生たちに英語で説明しようとしたけど、誰も英語は話しませんでした。その代わりに、スマホの翻訳機能を使って説明してくれました。結構精度が上がってるから、スマホの翻訳でも十分コミュニケーションが取れて驚きました。google翻訳がかなり使えるのでオススメです。
台湾の病院のインターネット事情
病室ではwifiはありませんでした。待合室では国がオープンにしているFree wifiが飛んでいて、それがあったため助かりました。今の時代スマホがあることに慣れすぎて、インターネットに繋がらないと何もできないことに驚きました。インターネットに繋がらないとスマホの翻訳機能も使えないし、Uberも呼べない、ホテルの場所すら分からないw うちは夫だけがesimを契約していてネットが繋がっていたので夫が居ないと何もできないのは不便だった。
台湾の救急で診てもらった感想
日本のERとほとんど同じだと思う。最初にレントゲンを撮ってもらい、異常がないことを確認すると、嘔吐が止まらなかったため点滴をしてもらうことになった。カーテンで仕切られた大きめの部屋に6人ほど救急で来た人が居た。点滴の中に胃薬を混ぜてもらい、それから熱も出てきたので、解熱剤を入れてもらい、お昼ぐらいに薬をもらって退院することになった。驚いたのが、病院に友達が来てくれたんだけど、救急の人がいるのに家族でもない人が救急の部屋に入ってこれる自由さ。しかも買ってきたコーヒーを飲みながら普通に椅子を持ってきて話をしていた。日本とはここは少し違うなと思った。私たちだけでは心細かったから、来てくれたことがとてもありがたかった。
台湾の病院は現金を持ってなくてもクレジットカードで大丈夫
クレジットカードは台湾で作ったものは支払いに使えます。日本で作ったクレジットカードは使えないためATMでキャッシング機能を使ってお金を下ろさないといけませんでした。日本でキャッシングというと悪いイメージがあるけど、海外旅行の場合、両替所で両替するよりもレートが良い場合もあるほどなので、キャッシング機能を使いました。しかしATMも全て台湾語。。。とっても親切な会計担当の女の人が手伝ってくれて無事お金を下ろせました。金利が気になる人は帰国後すぐに返済すれば金利も安くなると思う。
医療費が安い台湾の医療
これが本当にありがたかった。保険に入っていないため、気になるのは医療費です。でも台湾の友人が「台湾の医療費は安いから安心していいよ。」と言っていたためそんなに不安ではなかった。薬を処方してもらって、お会計に行ったら全て合わせて12,000円ほどでした。これって日本の医療費より安いような気がする。本当に本当に助かりました。これがアメリカだったらと思うと。。。
国内の健康保険で診療費が半分戻ってくる
夫が調べてみたら、海外の診療費も国民健康保険か社会保険に帰国後申請すれば戻ってくるようです。そのためには、規定の書類に医師がサインする必要などがあるため、あらかじめ書類を用意する必要があるため、海外旅行保険に入ってない人、または入り忘れた人は病院に行く前にこちらの用紙をダウンロードして持って行くと良いと思います。(これを悪用している在日外国人も多いようですが)うちはそんなに高くなかったし、時間が惜しかったのでしませんでした。
結論
海外旅行に行く前には忘れずに保険に入ろうと思った。これからは絶対に忘れないと思う。入らなくても何とかなったのは、台湾の医療費が安かったからです。これがアメリカだったらと思うとゾッとします。それでも英語圏ではない国で病院に行くことができるという変な自信にはなりました。いや、すごい時代になったなぁ。